【阪神】藤川監督「何を意味しているか選手たちは理解している」初シャッフルノック/一問一答
阪神は20日、沖縄・宜野座キャンプ第5クール初日に、初めてシャッフルノックを実施した。前川が一塁原口が左翼、佐藤輝は右翼へ。藤本総合コーチは危機管理の一環と明かした。藤川球児新監督(44)による開幕への“準備”も本格化。22日に初のオープン戦に挑む指揮官の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-シャッフルノックの意図は
「可能性があるということですね」
-複数ポジションを守らせることで1人1人の可能性を広げてる意味も
「いろんな景色が見えてくるのでね。シーズンは長いですからね。準備をしていく意味では、佐藤(輝)にしても右翼ですごくアグレッシブに動いていたし、チャージをしっかりと仕掛けたりとか。みんな、(別ポジションの)グラブも使ってありますからね。初めてではない、(革が)ガチガチではないですからね。それが何を意味しているかは、選手たちはしっかりと理解しています」
-前川の一塁守備も軽快だった
「グラブを見たら……わかるでしょ、使っているんで。それは彼らが準備をしてきているということですから。準備をしていないことを急にやったというわけではないです」
-今後、実戦でも佐藤輝が右翼を守ることは
「どうでしょうね」
-内野手が外野手の気持ちを理解する狙いも
「そのあたりは分からないですけど、豊田と島田の内野手はないでしょうね(笑い)」
-起用法が増えるのは監督としてはプラスか
「どの球団もやっていることですから。今日がタイミング的にもちょうどいいタイミングだったので、2日間、オープン戦まであるので。体はほんとキツい状態ですけど、少し景色を変えるという意味でも十分に必要だったんじゃないかと思います」
-ブルペンではネルソン投手と話していた
「順調に仕上がってきてる。次が実戦になるので、彼が考えることとズレを少し調整しながらということで。コミュニケーションとして話してましたけど」
-森下は室内でマシン打撃も
「僕は見てないですけど、本人も100%と言ってますけれど、今100%じゃなくて構わないんで」
【シャッフルノック配置】
(一塁)大山、前川、糸原
(二塁)山田、島田
(三塁)木浪、井坪
(遊撃)豊田、中野
(左翼)原口、中川
(中堅)植田、近本
(右翼)小幡、佐藤輝