シート打撃練習終了後、審判団と話し合う新井監督

広島新井貴浩監督(48)が開幕投手候補の変更を明言した。

これまで開幕投手について問われても「塹江です」と、20年以降先発登板が一度もない左キラーの名を挙げてきた。だが、この日、3本柱の森下、床田、大瀬良がそろって今キャンプで初めて打者相手のシート打撃に登板した。指揮官は「塹江でほぼほぼ固まっていたけど、3人が順調な仕上がりを見せてくれたのでちょっと揺らいでいます」と心変わりを口にした。

大瀬良は打者5人、床田は打者7人を相手にともに1安打に抑えた。森下は3人で唯一2イニング想定で10人の打者を相手に4安打も、最速は150キロを計測。2つの三振を奪った。3本柱は沖縄キャンプ中に実戦登板せず、次回もシート打撃登板を予定する。新井監督は「沖縄キャンプ終了までには(決めたい)と思っている」とし、キャンプを打ち上げる26日までには決定する考えを明かした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】新井監督、開幕投手候補の変更を明言「塹江で固まっていたけど…」26日までに決定の考え