ロドリゲス監督(22年11月16日撮影)

新生・柏が過去に苦戦を強いられた「長谷部サッカーの壁」を打ち崩せるか-。柏レイソルのリカルド・ロドリゲス監督(50)が20日、長谷部茂利監督が就任した川崎フロンターレ戦(22日、三協F柏)を前に取材に応じ、2連勝へ自信をのぞかせた。

柏は、堅守速攻の長谷部監督が率いるチーム(水戸、福岡)と過去10試合対戦し、1勝7敗分けと大きく負け越している。リカルド・ロドリゲス監督もJ2徳島、浦和を指揮した時代に長谷部監督のチームと10試合対戦し、4勝3敗3分け。ほぼ互角の戦いを強いられてきた“難敵”だ。

長谷部監督が率いる川崎Fは開幕戦とACLEで公式戦3試合戦い、全試合無失点と、堅守が際立つ。リカルド・ロドリゲス監督は川崎Fの印象に「特に若い選手で興味深く、危険な選手がいる」と述べ「(長谷部)監督とは何度も対戦しています。チームは違いますけど、彼のチームとの対戦は難しいという経験がある。今回の試合も難しい試合になることは間違いない」と話した。

勝ち点3を手にするには、相手の強固な守備ブロックを打ち崩す必要がある。指揮官は「まさしく、その部分を重要視してゲームプランを立てている」とし、攻略法に「次の試合でのピッチで選手が表現してくれると思う」と自信をのぞかせた。「我々のプレーをどれだけ表現できるかが重要。自分のチームと選手を信じている。ホームでいいプレーをして我々も2連勝を目指して戦いたい」と「柏色」を出しての戦いを強調した。【岩田千代巳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【柏】リカルド監督、過去苦戦の難敵攻略で開幕2連勝掲げる、22日に長谷部監督率いる川崎F戦