【欧州CL】ハーランド欠場にグアルディオラ監督「体調が良くなく準備万全でないと言ってきた」
<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):Rマドリード3-1マンチェスターC>◇19日(日本時間20日)◇決勝トーナメント・プレーオフ第2戦◇サンティアゴ・ベルナベウ
【マドリード=高橋智行通信員】マンチェスター・シティーは15日のニューカッスル戦で膝を痛めたFWアーリング・ハーランド(24)が出場することなく、レアル・マドリードの前に敗れた。2戦合計3-6と圧倒された。
グアルディオラ監督は今季中の復帰が難しい中盤の要ロドリと前回の対戦で負傷したアカンジを欠く中、第1戦から5人変更し、中盤ダイヤモンドの4-4-2で臨んだ。今冬獲得したフサノフ、ニコ・ゴンサレス、週末にハットトリックを記録したマーモウシュの3人が先発した。
マンチェスター・シティーはダイヤモンドにした中盤のプレスが機能しない中、Rマドリードのファンタスティック4(エムバペ、ビニシウス、ロドリゴ、ベリンガム)に崩され、失点を重ねた。結果、エムバペにハットトリックを許した。
ハーランドの欠場について、「昨日練習しようとしたが、ニューカッスル戦でフィジカル面に問題があった。歩く時も階段を下りる時に痛みがあった。そして今朝、体調が良くなく、準備万全でないと言ってきたんだ。ゲームプランはマンチェスターでの試合よりもいい結果を目指すものだったが、彼の体調を考えると最善の選択ではなかった」と説明した。
その上で「我々はエムバペを止められず、ベストのチームが勝利した。Rマドリードはそれに値したよ。我々はこれまでのシーズンでとても良かったが、今季は良いスタートを切れていないし、学ぶ必要がある。ベルナベウではフィジカルが非常に重要だが、Rマドリードは向上し、より走るようになった。高い位置からプレスをかけ、非常にダイナミックだったよ」と脱帽した。