17年10月、グリエル(手前)に先制本塁打を浴びるドジャース・ダルビッシュ

パドレスのダルビッシュ有投手(38)が、チームメートとなったユリエスキ・グリエル内野手(40)と和解したと、複数の米メディアが19日(日本時間20日)伝えた。

元DeNAでアストロズで活躍したグリエルは17日(同18日)にパドレスとマイナー契約を結び、メジャー昇格を目指してメジャーのキャンプに参加することが決まった。17年ワールドシリーズで2人が対戦した際、グリエルが当時ドジャースでプレーしていたダルビッシュに対して差別的なジェスチャーをしたことが、大きな問題となった。その後に謝罪したが、翌年のレギュラーシーズンで5試合出場停止処分を受けるなど、因縁の間柄だった。

グリエルはこの日、チームに合流しメディア対応。サンディエゴメディアのマーティ・カスウェル氏のX(旧ツイッター)によると、クラブハウスに到着した際のことについて「ユウがここに来て、あいさつをしてくれた。過去にあったことをみんなが知っていので、彼には本当に感謝している。重く受け止めていた出来事だった」と話し「彼と一緒のチームになれる素晴らしい機会を与えてもらった。彼は素晴らしいアスリートであり、素晴らしい人間でありリーダーだ」と話した。

フランシスコ・ロメロ記者によると、パドレスはグリエルと契約する前にダルビッシュと数回に渡って相談をし、了解を取っていたという。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 グリエルが17年WS因縁のダルビッシュと和解「ユウがここに来て、あいさつをしてくれた」