日本ハム孫易磊(2024年撮影)

WBC台湾代表に選出されている日本ハム育成の孫易磊投手(20)が20日、自身のインスタグラムで母国のユニホームなどを投稿した。

昨年プレミア12を制した台湾は、21~25日の最終予選からWBCに参加。「台湾の至宝」と呼ばれている最速157キロ右腕の孫も代表入りしており、母国のユニホームで戦いに挑む。台湾はニカラグア、スペイン、南アフリカと対戦する。 アップされた写真には背番号「96」のユニホームにキャップ、水分補給のためのボトルなどが映っていた。

孫は新北市穀保高級家事商業職業学校から中国文化大を経て23年9月、日米の争奪戦制した日本ハムへ4年契約で入団した。来日1年目の昨季はイースタン・リーグで15試合(先発4試合)に登板し、2勝2敗、防御率3・86。体づくりのため登板間隔を十分に空けながら、最長は2イニングだった。球団OBの陽岱鋼と同じく、身体能力に優れる台湾先住民族のアミ族出身。

新庄剛志監督(53)も新たな「スター候補」として期待しており、3月2日の「台湾シリーズ」中信戦、(台北ドーム)での先発起用を明言している。孫は沖縄・国頭での2軍キャンプに参加していたが、WBC台湾代表へ参戦するため一時的にチームを離れている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】最速157キロ「台湾の至宝」WBC参加 21日からの最終予選へ母国ユニなど公開