【欧州CL】スポルティング守田は欠場、GKルイ・シルバ堅守でドルトムントとドローも敗退
<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):ドルトムント0-0スポルティング>◇19日(日本時間20日)◇決勝トーナメント・プレーオフ第2戦◇ドルトムント
日本代表MF守田英正(29)が所属するスポルティング(ポルトガル)が、ドルトムント(ドイツ)と0-0で引き分け、2戦合計0-3で敗退した。
守田は欠場。12月から負傷を繰り返し、1月末にはふくらはぎを痛めた。ドルトムントとの第1戦には出場したが、その試合で再び足を痛めて離脱している。
試合はドルトムントに再三、決定的な場面を作られたが、スポルティングGKルイ・シルバが立ちふさがった。
前半27分にMFザビッツァーのシュートを横っ跳びでセーブ。後半4分にはFWアデイエミのシュートもセーブ。後半8分にはDFスベンソンの巻いたミドルシュートを右手一本でファインセーブとことごとく阻んだ。
後半12分にはアデイエミとの1対1で倒してしまいPKを献上。このピンチでも、FWギラシのシュートを右に跳んでセーブした。
さらに後半24分にも1対1となったMFレイナに対し、しっかりコースを切って対応。シュートはルイ・シルバの左側ポストに当たって外れた。
シュート数は7対19と圧倒された中、まさに守護神となりスコアレスドローに持ちこんだ。第1戦で3失点した悔しさを晴らすように、第2戦で躍動した。
16強進出はならなかったが、マンオブザマッチに選出されたルイ・シルバは「難しい試合になることは分かっていたが、我々は非常によく戦った。チームの結束力を強調したい。素晴らしい精神力を発揮した」。敗退となった中、持ち味を出せたことを喜んだ。