ライブBPに登板し、力投するドジャース佐々木(撮影・菅敏)

メジャー1年目のドジャース佐々木朗希投手(23)が19日(日本時間20日)、今キャンプで初めて打者相手のライブBPに登板した。途中でインタバルを挟みながら、2回相当、27球を投げ、1安打1四球2奪三振と上々の内容だった。

練習とはいえ、初の実戦形式とあって、ネット裏には大谷、山本をはじめ、スネル、ベッツ、フリーマンら主力選手らがズラリと「観戦」に訪れた。佐々木は速球、スプリット、スライダーを投げ分けた初登板を「思ったより後ろの選手が(ネット裏に)多かったのでちょっとビックリはしましたけど、緊張はしなかったです」と振り返った。

ド軍関係者によると、急速は95マイル(約153キロ)前後。全体としては「最初だったので感覚を確かめながらだったんですけど、今までのブルペンの感覚よりもいい状態で投げられたと思います」と、好感触を口にした。

今後は再度のブルペン投球を経て、次回はオープン戦で登板する見込みだ。「今日投げた中で良くなかったところもあったので、それをもう1回、データとビデオを見ながら振り返って、改善していくだけかなと思います」。日本での開幕シリーズ第2戦での先発が有力視されており、徐々にペースを上げていくことになりそうだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 佐々木朗希 初のライブBPで2回1安打2奪三振 大谷ら大ギャラリーに「ちょっとビックリ」