【ヤクルト】ホームゲーム通算2000試合出場を達成、名球会から特別表彰／つば九郎アラカルト
ヤクルトは19日、球団マスコットの「つば九郎」を支えてきた球団スタッフが永眠したと発表した。関係者によると、肺高血圧症のためという。球団は同マスコットの活動をしばらくの間、休止する。1994年のデビュー以来、毒舌の中にユーモアが交じる「フリップ芸」や「空中くるりんぱ」で人気を集めた。公式ブログは3日を最後に更新が途絶え、6日には体調不良による長期休養のため、4月中旬までのイベントを中止することが発表されていた。
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＜つば九郎 アラカルト＞
◆登場 1994年
◆神宮の守り神 早大時代の斎藤佑樹を警備。きっかけに親交を深め、漢字を習ってフリップに書けるよう画策した時期も。
◆絶大なる人気 選手の人気投票「みんなの総選挙」で、エントリーしていないのに1位に。「グッズ収入は8億円」（本人談）。新潟・燕市から「燕市PR隊鳥」に任命されたことも。
◆鉄燕 22年8月5日の巨人戦でホームゲーム通算2000試合出場を達成。名球会から特別表彰を受けた。
◆趣味 食べ歩き、飲み歩き、競馬。09年の有馬記念では、名前にちなんで「2・8・9・6」の3連単ボックを予想。見事的中。
◆バズーカは狙える バズーカで観客席に飛ばすTシャツは実は狙える。「あの人にって場所には実は飛ばせます」と話していた。
◆ビールはまず2杯 飲みに行って注文するときには「とりあえずビール2つ」。一緒に飲みに来た人の分ではなく、自分のおかわり。1口で1杯目がほとんどなくなってしまうための注文。
◆ブログ 飲食店経営の友人とともにブログを開始。毎日あげることを約束していた。倒れた日に初めて途切れてしまった。
◆焼酎大好き 芋焼酎「薩摩茶屋」が大好き。一升瓶のラベルがお気に入りだった。
◆「言い分けは進歩の敵」 口ぐせだった。
◆「スクールウオーズ」が大好きだった 昏睡（こんすい）状態の時にお見舞いした人が、耳元で主題歌の「ヒーロー」を流したら反応があったように見えたとも。