西武キャンプにテスト生で参加し契約見送りになったロビー・テネロビッツ

西武の2軍春野キャンプにテスト生として参加していたロビー・テネロビッツ内野手(30)が契約見送りになったことが19日、分かった。

2月6日から19日までがテスト期間で、最終日となったこの日、本人にも通達された。

昨冬に沖縄県で開催されたジャパンウィンターリーグで本塁打王に輝いた右打者で、テスト期間中盤の第3クールでは球団幹部たちも視察。短期間の参加ながら、球団内でも「人間性は本当にすばらしい」という声は多かった。

一定の打力はアピールしたものの「最後の後押しをできるパワーがちょっと足りない」と球団関係者。最下位からの再建を図る球団は何より決定的な打力を求めており、ロビーは即戦力としての評価には至らなかった。

また26歳以上の外国人選手になるため、野球協約上、仮に育成契約を結んでも支配下登録するならば3月末が期限になる。判断が難しい状況でもあった。関係者によるとロビーは現役続行を目指し、今後もプレー先を探していくもようだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】テスト生のロビー・テネロビッツは契約見送りが決定 一定の打力示すも即戦力評価至らず