【日本代表】森保監督「いい顔していた」欧州視察で佐野海舟のドイツでの成長ぶりを高評価
サッカー日本代表の森保一監督(56)が19日、欧州視察から帰国した。日本人選手が絡んでいない試合も含め、17日間で16ゲームを視察。その中で、ドイツ1部マインツでプレーするMF佐野海舟(24)と会い、その成長ぶりを高く評価した。
8日のアウクスブルク戦(0-0)を視察。「攻撃のサポート、守備のサポートもできる。そこは彼の存在感が上がってきている。信頼されている選手だなと感じた」。190センチ超の大型FWとの競り合いでもコンタクトの強さや当たるタイミングを工夫し、競り勝つ場面が多かったという。特長とするボールを刈り取る力を高く評価し「ドイツでもトップレベル」と笑顔を見せた。
そして「すごくいいチャレンジをしているということと、自分は今やれるという自信と、もっとやらなければいけないといういい顔をしていました」と報告した。
佐野は昨年1月のアジア杯に出場したが、同3月のW杯アジア2次予選の北朝鮮戦を負傷で辞退。以後、代表活動からは遠ざかっている。