レアル・マドリードのエンブレム

スペインリーグは18日、今季後半のサラリーキャップ(選手の契約年数に合わせて分割された移籍金や選手年俸などの限度額)を発表した。トップは変わらずレアル・マドリードだった。

今冬の移籍市場終了後のサラリーキャップ総額は、26億7189万7000万ユーロ(約4275億352万円)。昨年9月に発表された前回の総額が26億809万2000ユーロ(約4172億9472万円)で、約6000万ユーロ(約96億円)増となった。

1億ユーロ(約160億円)超えは7クラブ。トップはこれまで同様にRマドリードで、昨夏と同じ7億5489万4000ユーロ(約1207億8304万円)だった。

2位はバルセロナで4億6364万2000ユーロ(741億2720万円)。3位はアトレチコ・マドリードで3億1428万1000ユーロ(約502億8496万円)。久保建英が所属するレアル・ソシエダードは1億6017万3000ユーロ(約256億2768万円)で4位につける。

続いて、ビリャレアルが1億3586万ユーロ(約216億9600万円)で5位。ベティスが1億838万7000ユーロ(約173億4192万円)で6位。ビルバオが1億581万8000ユーロ(約169億3088万円)で7位。浅野拓磨が昨夏加入したマジョルカは5884万1000ユーロ(94億1456万円)で11位につけた。

20クラブのうち最下位は、昨夏に続き財政面に大きな問題を抱えているセビリアだった。主な理由として、欧州カップ戦の出場権を獲得できなかったことが挙げられている。昨夏の249万9000ユーロ(約3億9984万円)からさらに減少し、68万4000ユーロ(1億944万円)に設定された。トップのRマドリードと7億5000万ユーロ(約1200億円)以上の開きがある。

セビリアに次いで低いのはエスパニョール。781万1000ユーロ(約12億4976万円)で19位となっている。

(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 スペインリーグ今季後半のサラリーキャップはレアル1200億円超で1位、Rソシエダードが4位