シート打撃に登板したゲラは変化球で井坪のバットを折った(撮影・加藤哉)

阪神ハビアー・ゲラ投手(29)が、初の実戦形式(ライブBP)で貫禄の姿を見せた。

井坪、高寺を相手に20球を投げて、安打性の当たりはゼロだった。この日は直球とスライダーで、最速はいきなり154キロをマーク。「感触は両方とも良かったです」と冷静に振り返った。来日1年目の昨季は59試合に登板し14セーブ31ホールド、防御率1・55の成績を残した右腕。「感触だったり力加減だったりとか、体の感じとかも大体去年とほぼほぼ一緒です」と頼もしい。安藤投手チーフコーチも「実力は分かっている。球速だけじゃないですけど、順調ということは見える。1つの目安にはなる」と信頼を寄せた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】ゲラ、初ライブBPで20球投げ安打性ゼロ「感触は良かった」最速いきなり154キロ