広島対楽天 8回裏広島無死、左越えソロ本塁打を放ちダイヤモンドを回る二俣(撮影・河田真司)

<練習試合:広島4-9楽天>◇18日◇沖縄・コザ

広島二俣翔一内野手(22)がまた打った。

楽天との練習試合に途中出場すると、6回の1打席目に中前打。8回の2打席目には渡辺翔の高め真っすぐをたたいて左翼スタンドに運んだ。15日ヤクルトとの練習試合でのチーム初弾に続く、対外試合2発目。10日紅白戦を含め3本塁打と打撃での確かな成長を示している。

昨季は内外野6つのポジションを守るユーティリティー性を生かして1軍に定着した。便利屋からの脱却のため打撃向上を目指し、1月には巨人岡本に弟子入りした。「練習では内野の頭を強く抜くような打球を意識して打つイメージでやっています」。対外試合3試合すべてで安打、打点を記録。8打数4安打3打点と猛アピールを続ける。新井監督も「若い野手の中では抜けている。ずっといいものを継続して見せてくれている。技術的に自信があるから、結果として出てくるんだと思う」と成長に目を細めた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】二俣翔一、楽天との練習試合で対外試合2発目 「若い野手の中では抜けている」新井監督