ライブBPに登板した東浜(撮影・梅根麻紀)

開幕ローテ入りを目指すソフトバンク東浜巨投手(34)が、今キャンプ初となる実戦形式のライブBPに登板。打者8人に対しヒット性の当たり1本に抑え、順調な仕上がりぶりをアピールした。

自慢のシンカーに加え、新たな武器として完全習得を目指すチェンジアップも手応え十分。笹川には初球シンカーで空振りを奪うと、2球連続でチェンジアップを投げ込んだ。フルスイングが売りの大砲候補もタイミングを外され、2球ともバットは空を切った。「(チェンジアップについては)戦略的なことになるので細かくは言えないが、しっかり投げ分けができたらいい。よかったと思う」。東浜は納得の表情で振り返った。

投手陣では又吉とともにチーム最年長となった。先発枠の争いは厳しい。スチュワートが出遅れたものの、すでに開幕投手が決定している有原、モイネロ、大関、上沢らがすでに当確。残り枠を巡って激しいバトルとなる。この日は、最速145キロも計測。まだまだ出力を上げて先発ローテをもぎ取るつもりだ。「ここから競争が始まってくるので自分の投球に集中して、結果を出すことしか考えていない。1日1日をしっかり出し切る」。今年6月で35歳になる。東浜は熱いハートでバトルを制するつもりだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】東浜巨が順調アピール「投げ分けができたら」新たな武器チェンジアップに手応え