タッチをかわす阪神デュプランティ(中央)とネルソン(撮影・上山淳一)

阪神の新外国人ニック・ネルソン投手(29=フィリーズ)が2度目の実戦登板でカットボールを初披露した。実戦形式の打撃練習(ライブBP)に登板し、打者5人に25球を投げて安打性を許さず。内角のカットボールで島田のバットを詰まらせる場面もあった。「ストライクを取ることを意識して、特に今回はカットボールを投げてみました。バッターの反応も見たかったので、投げられたのは収穫」と充実感を漂わせた。

カットボールはビーズリーとデュプランティエから教わったもの。「すごく感触も良かったですし、いいボールだった。4日前から投げ始めて、その中でここまで精度を上げることができた。左だけじゃなくて右バッターに対しても効果的だった」と新球に手応えを感じていた。前回のライブBPではナックルを披露して驚かせたが、新たな引き出しも増やし、貪欲に進化を続ける。【林亮佑】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】新外国人ネルソンがライブBPで数日前習得のカットボール披露「すごく感触も良かった」