練習試合阪神対広島 8回、6番手で登板した工藤(撮影・藤尾明華)

<練習試合:阪神0-11広島>◇16日◇沖縄・宜野座

「虎のマッチョマン」が衝撃デビューだ。阪神育成ドラフト1位の工藤泰成投手(23=四国IL・徳島)がプロ初実戦で158キロをマークした。16日の練習試合・広島戦(宜野座)に登板。虎の今季新人一番乗りとなったデビュー戦で、いきなり今春キャンプの実戦で12球団日本人最速となる数字をたたき出した。筋トレ好きで、先輩からも「マッチョマン」とイジられる肉体の持ち主。支配下枠をかけた争いが続く中、強烈なインパクトを残した。

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◆阪神の支配下「1枠」争い ベタンセスは昨秋キャンプで自己新の161キロをマーク。この日は炎上も育成唯一の宜野座組スタートだった。2年目の福島は昨冬の台湾アジアウインターリーグで出場選手最多9盗塁、打率2割9分8厘と成長中。また大卒4年目の伊藤稜が、9日の紅白戦で1回無失点の好投で急浮上。松原や支配下復帰を目指す森木、野手のアルナエス、コンスエグラもチャンスをうかがう。工藤ら新人4選手も割って入れるか。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】支配下「1枠」争い 161キロベタンセスか、158キロ育成工藤か、福島、伊藤稜、森木…