【清水】秋葉忠宏監督J1初采配で初勝利「本当の聖地アイスタで勝ち点3」攻撃面では満足なし
<明治安田J1:東京V0-1清水>◇16日◇第1節◇国立
清水エスパルスが3季ぶりのJ1で白星発進した。23年のJ1昇格プレーオフ(PO)決勝と同カードとなった開幕戦で勝利。J1では17年ぶりに実現した「オリジナル10」同士の対決を制し、22年8月17日の京都サンガFC戦以来、904日ぶりのJ1白星となった。
J1での初指揮で初勝利を飾った秋葉忠宏監督(49)は「守備面ではだいぶ満足はしていますけれども、アタックのところではもっと我々らしく。シュートほとんどなかったと思いますから、もっとゴールを脅かし、超攻撃的、超アグレッシブに戦いたいですから、J1でもたくさん点をとって点をとられない強いフットボールを見せられるように精進していきたい」と振り返った。
前半40分、FW北川航也が頭で押し込んだ決勝点には誰よりも大きなガッツポーズで喜んだ。「2年越しの悔しさがありますし、それを晴らすヴェルディさんでしたし、聖地国立でしたから、いろいろなものが積み重なった勝利」と笑顔を見せた。
次はホーム戦。「まだ38分の1ですから、開幕で、アウェーで、国立でヴェルディさんに勝てたという流れ、勢いというものを次ホームでやれますので。我々の本当の聖地はアイスタですから、アイスタで勝ち点3をとりたいと思います」と意気込んだ。