湘南対鹿島 後半、ゴールを決め喜ぶ湘南福田(中央左)(撮影・たえ見朱実)

<明治安田J1:湘南1-0鹿島>◇第1節◇15日◇レモンS◇観衆1万3025人

湘南ベルマーレが、FW福田翔生(23)の得点で鹿島アントラーズに1-0で競り勝ち、6季ぶりにホームでの開幕戦で白星を飾った。

縦に速い攻撃で相手の最終ラインの裏をとり、前半だけでシュート9本。決定機を決めきれずにいたが、後半19分、昨季10得点の福田がドリブルでペナルティーエリア内に仕掛け、左足でネットを揺らした。

福田は「(奥野)耕平君からいいパスが来て、いろんな選択肢の中でいいゴールを決められた。去年、2ケタ取れたことが今、すごく自信になっている。成長を実感できている」と胸を張った。

試合後のDAZNのインタビューでは「今日、ばあちゃんが来てくれたので決められて良かった。ばあちゃん、ありがとう」とコメントしていた。試合後の取材エリアでは「僕、双子で。母が大変で、ばあちゃんが僕の面倒を見てくれたんですよ。めちゃくちゃ、ばあちゃんには感謝しています。友達みたいな関係です」と祖母に感謝した。名前を問われると「洋子ちゃんです」と明かし、年齢は70代後半。「ばあちゃんがいなかったら今、こうやってやれているかも分からない。ああいった場面で感謝を伝えたかった」と笑みをこぼした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【湘南】FW福田翔生が鹿島に決勝弾、友達のような祖母の「洋子ちゃん」に感謝伝える