【中日】ドラ2吉田聖弥“怪投”デビュー、無失点も1イニング3四球「手が震え自分ダサいなと」
日刊スポーツ 2025年02月15日 18:22:54
<練習試合:中日8-6DeNA>◇15日◇沖縄・宜野湾
中日ドラフト2位吉田聖弥投手(22=西濃運輸)が、2回無失点も“怪投”デビューだ。DeNAとの練習試合(宜野湾)の6回から3番手で登板すると、初球から6連続ボールの連続四球で無死一、二塁。井上を投ゴロ併殺に仕留めたが、続く代打東妻にまた四球。蝦名を右邪飛に抑え、なんとか無失点も3四球と暴れた。
「緊張して力んだ。セットに入った時、手が震えていたので『自分ダサいな』と思いながら」と苦笑い。社会人時代から登板前は極度に緊張するタイプだった。落ち着きを取り戻した2イニング目は3者凡退。西巻からは得意のチェンジアップで空振り三振を奪うなど、修正能力の高さを見せた。井上監督は「場数を踏ませて解消していくしかない」と、開幕までにプロのマウンドを慣れさせる方針。本来、吉田は帽子のつばに香水をつけ、その匂いで落ち着くという。この日はその余裕もなかったが、いい経験となったようだ。
情報提供元: 日刊スポーツ