ナショナルズ小笠原慎之介、キャンプ地入りし即投球練習 投手コーチ「非常に感銘を受けた」絶賛
ビザ取得のためキャンプ地入りが遅れていたナショナルズ小笠原慎之介(27)が14日(日本時間15日)、フロリダ州ウエストパームビーチのキャンプ地でチームに合流し、さっそく投球練習を行った。
MLB公式サイトによると、小笠原がこの日の朝にクラブハウスに到着すると、チームメートらが交互に声をかけ歓迎したという。小笠原の投球を見たジム・ヒッキー投手コーチは「一日中飛行機で移動し、夜遅くに到着して、それでも今日、投球練習をしたいと希望したことにまず非常に感銘を受けた。だが本当に感銘を受けたのは、彼のレパートリーだ。持ち球の数もそうだし、球の軌道もそうだし、彼の練習に取り組む姿勢もそう。非常に考え方がしっかりし、鍛錬されているのは明らかだ」と絶賛した。
メジャーでは投手が投球練習をするときは25~30球程度が一般的なため、小笠原が40球を投げると言ったことにも驚いたという。「半分投げてからまた話し合おうと言った。彼が長年続けてきたルーティンを壊したくはないし、かといってこちらは登板スケジュール、5人ローテと環境が違う。今後話し合っていく必要がある」と話した。