先制ゴールを決めて喜ぶブライトンの三笘薫(左=ロイター)

<プレミアリーグ:ブライトン3-0チェルシー>◇14日(日本時間15日)◇第25節◇ブライトン

ブライトンの日本代表MF三笘薫(27)がチェルシー戦でメッシ級のゴールを決め、騒然とさせた。

驚きの先制点は前半27分だった。GKフェルブルッフェンからのロングボールを並走するチェルシーDFチャロバーと競り合う形となった。難しいハイボールに対し、巧みな右足甲のワンタッチコントロールで足もとに落とし、瞬時に右へ切り返してチャロバーをかわすと、ペナルティーアークから右足を振り抜いた。

GKヨルゲンセンが懸命にセーブを試みたが届かず、ゴール右隅へ低い弾道のシュートを突き抜した。

この衝撃に地元メディアは「リオネル・メッシのようだ」とこぞって表現した。そしてチームメートでマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルと名門を渡り歩いた元イングランド代表FWウェルベックは「僕にとってはスローモーションのようだった。彼のファーストタッチは素晴らしい。ボールを落とし、瞬時に決める素晴らしい能力を持っている。あのファーストタッチは信じられない。なんというゴールなんだ。後ろから見て、どうやってボールを落としたのか…。すごい瞬間だった。なんというゴールなんだ」と驚き混じりに絶賛した。

今季リーグ戦6点目で、通算16点目。また、公式戦2試合連続ゴールで通算20点目となった。

チームは前半38分にFWミンテがこぼれ球を左足で押し込み加点。さらにミンテは後半18分、FWウェルベックとのワンツーからチェルシーDFククレジャをかわし、左足でゴール。3-0で快勝した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 三笘薫、メッシ級ゴール! 同僚のウェルベック驚き隠せず「あのファーストタッチ信じられない」