センバツ旗を受け取る浦和実主将の小野蓮(撮影・平山連)

第97回選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)に出場する浦和実(埼玉)へのセンバツ旗授与式が14日、さいたま市内の同校で行われた。

センバツ旗を受け取った主将の小野蓮外野手(2年)は「創部初の甲子園ということで非常に重い。いろんな思いや重圧がありますが、自分たちが得意とする守備からリズムを作り、チャンスで点を取る。甲子園でもそのスタイルを貫き、強豪校を倒したい」と抱負を述べた。

チームは春夏合わせ26回の甲子園出場を誇る名門・浦和学院を破るなど勢いに乗り、昨秋の埼玉大会を初優勝。続く関東大会初のベスト4入りを果たすと、1975年の創部以来、春夏通じて初の甲子園初出場を手にした。既にセンバツのベンチ入りメンバー20人を発表し、約1カ月後に迫った大会に向けて本格的に準備していく。辻川正彦監督(59)は「初の甲子園に向けて、浮ついた部員はいません。いつもと変わりなくやるべきことをやるだけ」と引き締めた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 「創部初の甲子園」浦和実でセンバツ旗授与式 小野蓮主将、重圧はねのけ「強豪校倒したい」