侍ジャパンに選出された右からDeNA山本、森敬、梶原

DeNA森敬斗内野手(23)が14日、3月5、6日の侍ジャパン強化試合(オランダ戦・京セラドーム大阪)に出場する日本代表に初選出された。若手遊撃手の成長株は「まずはびっくりしたのが率直な気持ち」と驚きの声を口にした。強肩・俊足のプロ6年目。日本一になった昨季、ポストシーズンはCS、日本シリーズ全14試合に先発した。開幕を2軍で迎えながら、Aクラス争いをする最終盤にかけてレギュラーに定着した。アンダー世代では日の丸を背負ったが、トップの年代は初。「スピード、守備で人には出来ないところ、バッティングも自分のいいところをアピールできるように、それをチームに貢献出来るように」と意気込みを口にした。

侍ジャパンの印象に残っているプレーを問われると「東京五輪もありましたし、(ソフトバンク)栗原さんのバントとか。あの場面で、これ決めるのすげぇ~な、ああいう舞台で、もちろんヒット打って試合を決めたりとか、ホームラン打って試合を決めるとか、めちゃくちゃすごいと思いますけど、そういう当たり前じゃないですけど、そういう裏というか、表なんですけど、ああやって決めるだけじゃなくて、つなぐ意識というか、すげぇ~なと思って見ていました」と話した。

「ああいう大きい舞台に立てることは人生でなかなか経験できることじゃないので、張り切って頑張ります」とアピールに努める。ただ、自然体の姿を忘れない。「変に力んだり緊張しても意味ないと思うので、やるべきことをやって、なるようになるな~という気持ちで、そしたら結果がついてくると思うので、アピールしようとかやってやろうとかあんまり思わず、背伸びせず、頑張りたいと思います」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【侍ジャパン】DeNA森敬斗が初選出「びっくりした」プロ6年目強肩・俊足の若手遊撃手成長株