浦和との開幕戦前のオンライン取材に応じる神戸の吉田監督(C)VISSEL KOBE

ヴィッセル神戸は15日にノエビアスタジアム神戸で浦和レッズとの開幕戦を戦う。

14日は神戸市内のいぶきの森球技場で非公開調整。オンライン取材に応じた吉田孝行監督(47)は「開幕はいい内容で終わるよりも、結果の方が重要。スタートダッシュには大事な試合」と結果にこだわって戦う覚悟。優勝した23~24年はともに開幕戦白星で頂点に立っているだけに、今季も勝ち点3を狙っていく。

昨季リーグ35試合に出場して連覇に貢献したMF扇原貴宏(33)は「チームの大きな目標に向かっての第1歩なので、勝って勢いをつけたい。メンバーも変わっていないのは強み。積み上げてきたことをさらに磨いていきたい」と継続性を生かして戦えることへの自信を持ってシーズンに挑む。

11日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)上海海港戦で1得点1アシストを決めるなど良い状態で臨むMF汰木康也(29)は、古巣相手の一戦に思いを込める。「本当に育ててもらったし、昔から大好きなクラブ。成長した姿を見せたいし、浦和を出る時には悔しい気持ちもあったので、それをぶつけたい」。開幕戦でゴールを決めれば、昨季のジュビロ磐田戦に続く2年連続。愛着のあるクラブを相手に、チームを勢いに乗せる一発を狙う。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【神戸】吉田孝行監督「スタートダッシュには大事な試合」15日浦和戦で3年連続開幕白星狙う