ヤンキース右腕ストローマンが練習に2日間顔を出さない異変「すこしやっかいな状況」ブーン監督
ヤンキースの先発右腕マーカス・ストローマン(33)がバッテリーキャンプが始まってもチームに合流せず、ヤンキースのキャンプ地がざわついている。ESPN電子版が13日(日本時間14日)伝えたところによると、ストローマンは11日の選手集合日に身体検査を受けるためキャンプ地入りしたが、バッテリーの練習に2日間、姿を現していないという。
ヤンキースはオフシーズン中に元ブレーブスのエース先発左腕フリードを獲得しており、先発ローテはコール、ロドン、シュミット、ヒルと5人が固まった。そのためストローマンはトレード話がくすぶり続けていたが、チーム残留のままキャンプインとなった。
ブーン監督はストローマンと話し合いをしており、練習に出てこない理由は察しているという。だが「彼の考えを私が話すつもりはない。彼自身に聞いてほしい。彼に練習に出てきてほしいが、ルールを尊重する」と話したという。現在の労使協定では、チームごとの練習開始日は決まっていても、選手は今月22日まではチームに合流する義務はないという。同監督は「数日中には合流すると思う。彼は誇り高い選手。素晴らしいキャリアを積んできた。ただ少しやっかいな状況になっている」と話した。
ストローマンは昨季までの10年間で通算87勝85敗、防御率3・72。ヤンキース移籍1年目の昨季は10勝9敗、防御率4・31だった。