【阪神】藤川監督が第3クール総括「非常にいいコミュニケーションがとれて、いい形に」
阪神藤川球児監督(44)が13日、沖縄・宜野座での春季キャンプ第3クールを総括した。
第1、2クールは投手陣のブルペンの投球練習中には様子を見ていたが、今クールから直接指導を解禁。村上、及川、ルーキー木下らに声をかける場面も見られた。
藤川監督は「投手コーチと密に連係をとって、3人で話をしておのおので気づいたところで、修正が必要な投手に対して声をかけようと。選手には良くなるように頑張りましょうというところで非常にいいコミュニケーションがとれて、いい形になってきたと思います」と手応えを示した。
11日にはキャンプ地の地元の初年少女野球チームを対象にした野球教室を開催した。指揮官は「これは本当に私自身も監督になる前から非常に大切にしていたことで、タイガースも新しく今年から野球振興の方でさらに広げていくというところもありましたから。こんなチャンスはない。非常にいい時間でしたね」と振り返った。
14日の休日を挟み、15日の第4クールからは対外試合が入ってくる。指揮官は若手に期待する点について「ゲームで相手が出てきた時にどんな反応をみせるのか。大きなズレがあるのか、それともいい仕上がりをどう見せてくれるのか。次の一手を新たに何パターンか描いているところですね」と明かした。