柏リカルド・ロドリゲス監督(2022年撮影)

柏レイソルのリカルド・ロドリゲス監督(50)が13日、開幕のアビスパ福岡戦(15日、ベススタ)に向け取材に応じ、攻守でバランスの取れたチームの構築を掲げた。

かつて率いた徳島、浦和ではボール保持率が高く攻撃サッカーを実践してきた。「ボール保持率を70%目指すわけではない。決定的なチャンスをつくるためにはボールを保持することが重要」との考えを明かし、「世界的に見ても守備の強度が高いことが上位を目指す上で必要不可欠」と守備強度の重要性も強調した。

目標の勝ち点、順位について問われると「私自身もどれぐらいの順位、勝ち点を目指せるのか、自問自答したことが何度かある」と明かした。「今季、多くのチームが監督が替わり選手が入れ変わった。レイソルもその1つ。柏が今、どれぐらいの力をJ1で持っているか評価することが難しい」と現時点での明確な数字目標は掲げなかったが、1試合1試合、しっかり勝ち点を積み重ねることを重要視。「すべての試合において、勝者のメンタリティー、攻撃的なプレーで勝利を目指す」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【柏】リカルド・ロドリゲス監督「上位を目指す上で」攻撃スタイルも守備強度の重要性にも言及