【C大阪】田中駿汰、小学6年生以来の主将就任「歴代に負けないように」香川真司ら4人副主将
セレッソ大阪は9日、今季の新主将に元日本代表で移籍2年目のMF田中駿汰(27)の就任を発表した。
タイ、宮崎市でのキャンプを経て、アーサー・パパス新監督(44)とクラブの話し合いで正式に決まった。
ガンバ大阪ジュニアユース、履正社、大体大、北海道コンサドーレ札幌と、一線級の道を歩んできた田中だが、主将はNSC北斗SC(拠点は大阪・岸和田市、貝塚市が中心)で初めて経験した小学6年生以来。今キャンプの練習試合では既に主将マークを巻き、試運転も済ませている。
クラブを通じ、背番号10は「主将としてはまだまだ未熟な自分ですが、任せていただいたからには精いっぱい取り組んでいきたい。何よりチームのために、チームが勝つために自分ができることは全てしていきます。歴代の素晴らしい主将の方々に負けないように、自分らしくチームを引っ張っていきます」などとコメントを発表した。
補佐役となるリーダーシップグループ(昨季までの呼称は副主将)に、プロ20年目のMF香川真司(35)、GKキム・ジンヒョン(37)、指揮官の横浜Fマリノス時代の教え子になるDF畠中槙之輔(29)、FW北野颯太(20)が選ばれた。
◆C大阪の最近の主将 14、15年はMF山口蛍(現J2長崎)、16、17年はFW柿谷曜一朗(引退)、18年は再び山口、19年から23年までは5年連続でMF清武弘嗣(現J2大分)、24年はDF山下達也(引退)が務めた。18年以降は副主将を複数人置き、昨季はDF進藤亮佑、DF西尾隆矢、DF毎熊晟矢(現AZ)、FWレオ・セアラ(現鹿島)の4人。