【日本ハム】松浦慶斗が先輩たちを圧倒「真っすぐが走った」１回無失点３Ｋ 浅間、郡司、石井

紅白戦　5回表、力投する日本ハム松浦（撮影・河田真司）

キャンプイン前日に新庄監督からスター候補のひとりとして名前を挙げられた日本ハム松浦慶斗投手が、1回3奪三振無失点とほぼ完璧なスタートを切った。

白組の5番手として登板。許した走者は味方の失策による1人だけで「真っすぐが意外と走ってくれた」。力強い直球をどんどん投げ込み、浅間、郡司、石井と1軍クラスの先輩たちを圧倒した。

オフの自主トレでは、昨季最優秀中継ぎのタイトルを獲得した同じ左腕の河野に師事する。「体のつくりが似ている」と、西武今井の投球フォームを意識。水平な体重移動を心がけたことが、制球力の改善につながった。

同学年の達、福島、柳川が1軍キャンプでスタートした一方で、松浦は今年も沖縄・国頭の2軍キャンプで調整となった。「（同学年の3人が、昨季）1軍で頑張っている姿は見ていた。（自身は）地道に国頭で練習して、開幕は1軍を目指して頑張っていきたい」。ライバルの存在を刺激に、ブレークを目指す。