ブルペンで投げ込むソフトバンク東浜(撮影・岩下翔太)

ソフトバンク東浜巨投手(34)がチェンジアップの改良で先発ローテーション入りを狙う。

今キャンプ4度目のブルペン投球は捕手を座らせて92球。特にチェンジアップを多く試投し「しっかり変化が出るようなボールになっている」と一定の手応えをつかんだ。低めに制球された力強い真っすぐは健在で「そこは生命線になってくる。当たり前のように投げないといけない」。一段と表情も明るく「1日1日やることをしっかりやっているので」と笑みを浮かべた。

今季は又吉と並んで投手陣最年長になった。「肩肘張らずに今まで通り。その中でチームがよりいい雰囲気になって、勝つチームになっていけるような、そういったものは意識しながら言動や行動を考えていきたい」と自覚を語った。さらに「アピールする立場」と激化する先発ローテーション争いにも気合。事実上は残り1~2枠となったが「もうやるしかない。一喜一憂せずにしっかりと自分のやるべきこと、パフォーマンスを出し切って実戦を迎える。今はそこしか考えてない」と引き締めた。「自分自身にも期待」と順調な調整を見せる東浜に注目だ。【只松憲】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】残り1~2枠…投手陣最年長の東浜巨「生命線」チェンジアップ改良でローテ狙う