オヤルサバル(2021年7月撮影)

レアル・ソシエダードのスペイン代表FWオヤルサバル(27)が国王杯のアシストランキングトップに立ったと、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が7日に報じた。

Rソシエダードは6日にホームで行われたオサスナに2-0で勝利し、2季連続の準決勝進出を達成。オヤルサバルはこの試合でバレネチェアの先制点を素晴らしいポストプレーでお膳立てした後、無人のゴールにシュートを決めたブライス・メンデスの2点目をアシストした。

オヤルサバルはその前、国王杯3回戦ポンフェラディーナ戦と4回戦ラヨ・バリェカノ戦でもアシストを記録し、4アシストでセルジ・カノス(バレンシア)と並び同ランキングトップになっている。しかし、セルジ・カノスは準々決勝でバルセロナに大敗し、これ以上数字を伸ばせない。そのため、最低でもあと2試合は戦えるオヤルサバルは単独でアシスト王になれる可能が十分ある。

さらにオヤルサバルはポンフェラディーナ戦とラヨ・バリェカノ戦でゴールも決めており、今大会の通算成績を4試合出場、2得点4アシストとしている。

同紙はオヤルサバルについて、「ラ・レアル(※Rソシエダードの愛称)のキャプテンはスペインサッカー界で最もインテリジェントな選手の1人。彼のシーズンは決して輝かしいものではない。出場時間が長いにもかかわらず、パフォーマンスは非常に不安定だ。しかし、オサスナ戦のような生死を分ける試合になると、試合の鍵となる勝者の姿を見せる。ほとんどいつもそうだ」と重要な試合で真価を発揮する選手であることを強調した。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 RソシエダードFWオヤルサバル、国王杯のアシストランキングトップ 今大会2G4Aと絶好調