投球練習する今朝丸(撮影・加藤哉)

<具志川便り>

阪神岡田彰布オーナー付顧問(67)が7日、ドラフト2位の今朝丸裕喜投手(18)を絶賛した。

視察2日目は若手が多い具志川キャンプを訪問。ブルペンで力投していた最速151キロ右腕に目が釘づけになった。終了後には、近寄ってきた平田2軍監督に思わず「ええなあ」「球威もコントロールもええな」「思ったよりええわ」と笑いながら賛辞を並べた。

今朝丸のブルペン入りは3日に続く2度目で、岡田顧問が生で見るのは初めて。捕手の後方からうなずくようなしぐさも見せた。捕手に自ら球種やコースを指示をしながらの34球。両親も見守る前で、高卒ルーキーがまた好印象を残した。平田2軍監督は「1回目よりスピードもあって、落ち着いて投げていたよ。精度が上がってきている。カウントを取りにいくフォークとか、変化球にも自信を持っていると思う。岡田顧問もほめていたよ」とホクホク顔だった。

同顧問は、黄色靱帯(じんたい)骨化症から復活を目指す湯浅の投球も注視した。平田2軍監督によると「順調に来てるやん」と評していたという。【柏原誠】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】岡田彰布オーナー付顧問、具志川ブルペンで若き注目右腕を絶賛「思ったよりええわ」