【楽天】辰己涼介、トライアウト不合格も「中継ぎでどうにか再度検討してもらえたら」/一問一答
楽天辰己涼介外野手(28)が7日、沖縄・金武のキャンプでブルペン入りした。岸の背番号11のユニホームを着て、三木谷オーナー、石井GMも見る中で計7球。最速は152キロだった。
投球練習後の一問一答は次の通り。
-ブルペン入りして
楽しかったです。
-宣言通り
言ったものの、いつ入ろうかなって悩んでたんですけど、三木谷さんと石井さんが投げる場を提供してくださったんで、楽しかったです。
-意識したこと
せっかくいろんな方が見てくださっていたんで、剛速球を披露したいなと思って、ほぼほぼノーアップやったんですけど。うん。もうちょっと出たかなと思いますけど、楽しかったです。
-最速は152キロ
いきなり自己最速を更新したんで、やっぱもってんなと思いましたし、試合になるともうちょっと出るんかなとも思ったんで、今後も投手として磨きをかけていきたいなと思います。
-岸投手のユニホーム
ブルペンに入るということで、見栄えのいい番号でちょっと立ちたかったんで、岸さんにお願いしたら快くオッケーしてくれたんで、いい思い出になりました。
-ファンの歓声もあった
バッターと違う楽しさもありますし、将来的にはやっぱり打者と対戦してみたいなっていう気持ちがやっぱ出てきました。
-どれくらいのタイミングでオーナーたちから話があったのか
打撃練習終わったタイミングで、シート打撃の前ぐらいにお話いただきました。
-そのときはどう思ったか
「寒いてー」と思いました。いや、ほんまに。寒すぎやろと思いましたけど、すごくうれしかったです。
-実際、寒さは
寒いっすよ。なのでまだまだ(スピードは)出ると思います。暖かくなるにつれてもっと出ると思うし、制球だったりとか、変化球の精度もここから必要になってくると思うんで、もしチームが困った時には投げられる準備はしときたいなとは思います。
-これまでの最速
夢の中では160キロは投げたことあるんですけど、今まで150キロですね。
-オフに練習したときか
そうです、はい。
-練習してきた成果はどれほど発揮できたのか
いや、120%の力を出せたと思います。環境は悪かったし、急きょだったものの、オフシーズンは打撃は一切せずピッチングに専念してきたんで、成果が出せたかなとは思います。
-今後もブルペンには
それはちょっと三木谷さんか石井さんに聞いてください。
-石井GMはトライアウトと
いや。1次審査は多分クリアしたと僕は思っています。
-不合格だと
マジっすか。152投げてもダメなんですか。
-スタミナがって
あー、まぁそうっすね。中継ぎでどうにかっていうところは、また再度検討してもらえたらな思います。
-走り込みからやってほしいと。課題も出た
野手と投手をやるわけなんで、人の2倍、3倍とやらんとあかんなとは思います。
-盛り上げていきたい思いも
盛り上げたいっていう気持ちもありますけど、僕が人生を楽しみたいっていう気持ちの方が強いですね。
-投手の難しさを感じることもできた
いや、簡単でしたよ。4、5球目で150キロオーバー投げたんで。しかもほとんどノーアップやったし。野球って簡単やなと思いました。
-投手の経験は最後いつか
いや、ほとんど覚えてないぐらいの時ですかね。見てもらったらわかるようにノーコンで、速攻当時の監督に外野手にいってくださいっていう風に言われたんで、その辺の悪いところも出てたんで、今後修正していきたいなと思います。
-登板したい思いに変わりはないか
投げてほしいっていう声が多かったり、チームがどうしても枚数が足りなかったりとか、ケガ人が多くなったりとかっていう時の、もう最終兵器としては、全然戦力にはなれると思うんで、なんとか25勝したいなと思います。
-変化球は何を
もう絶対手の内は明かしたくないんで、今日はあえて真っすぐだけでお願いしますと言ったんですけど、変化球はまたこそっと練習したいですし、僕は変化球ピッチャーなんで、変化球はすごく多彩。もうみんなに聞いてください。めちゃくちゃ多彩なんで。ただ、何を投げるかは言えないです。すいません。