リカルド・ロドリゲス氏(22年10月撮影)

柏レイソルで今季から指揮を執るリカルド・ロドリゲス監督(50)が7日、J2ジェフ千葉とのプレシーズンマッチ「ちばぎんカップ」(9日、フクアリ)を前に取材に応じ、新スタイルのお披露目へ意欲を示した。

鹿児島でのキャンプでは3試合の練習試合を行った。J3鹿児島ユナイテッドに6-0(45分×3本)、韓国1部済州に6-1(35分×4本)、FCソウルに4-4(45分×4本)で、3戦16発と得点が目立つ。昨季までは堅守を武器にしていたが、指揮官は就任とともに「攻撃的な主導権を握るサッカーがしたい」と明言。「(キャンプでの練習試合で)ゴール数にも表れている通り、攻撃面で選手たちがいい形で私の期待に応えてゴールしてくれている。詳しくは言えないが、期待通りのいい形のゴールも複数あった」と手応えを口にした。

開幕前に、サポーターの前で“新生・柏”を披露する舞台だけに、指揮官は「鹿児島でのトレーニングマッチと同じように、今季どのようなプレーを柏が目指しているのか、選手には明確にピッチでサポーターの前で表現してほしい」と、攻撃スタイルの発揮に期待を寄せた。

プレシーズンマッチとは言え、勝利にこだわるのもリカルド流。「チームは常に成長を目指さないといけないし、勝利を目指すチームであってほしい。どういう試合か関係なく目の前の試合で勝ちにこだわるプレーを求めたいし、勝者のメンタリティーとともに勝ちを目指すことを貫いていきたい」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【柏】キャンプ練習試合3戦16発、リカルド監督「スタイルを明確に表現する」J2千葉戦へ意欲