練習前に黙とうする平田2軍監督らナイン。右は原口(撮影・加藤哉)

阪神平田勝男2軍監督が恩師の猛虎魂継承を誓った。吉田義男さんの訃報に接し「非常に熱い方だった。吉田監督から受け継いだ猛虎魂を、今の若い選手に注入していかなきゃいけない責任を感じます」としみじみ。

沖縄・具志川キャンプの練習開始前には選手、スタッフら全員で約40秒間の黙とうをささげた。85年に監督と選手の関係で日本一をつかんだ間柄。「俺をショートに抜てきしていただいて、岡田顧問と二遊間のノックを毎日かなりの量受けた。吉田さんから『平田捕れるぞ!』と声をかけてもらったのを思い出したね」。

午前のシート打撃では内野陣のボール回しに「声を出せ!」とゲキを飛ばして若虎たちを鼓舞。「声出しもそうだし、コツコツがうまくなるコツよ」。吉田イズムを胸に、若虎を育てていく。【山崎健太】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】平田2軍監督「責任感じます」恩師・吉田義男さんから受け継いだ猛虎魂を若手に注入