【日本ハム】新庄監督、開幕4番の野村佑希へ熱意「彼がファイターズを引っ張っていかないと…」
テレビ朝日は5日、「報道ステーション」で日本ハム新庄剛志監督(53)を特集し、松岡修造氏(57)が密着取材を行った。
新庄監督は野村佑希内野手(24)を、今季の開幕4番に指名。野村は昨季、56試合に出場し打率2割1分で2本塁打。大砲候補として期待されながら、悔しいシーズンが続いている。
大勝負に出た新庄監督は「あのね、ジェイ(野村)と同じ年代の子(清宮幸、万波、水野、水谷ら)がいっぱい活躍してるんで、取り残されてるっていうその悔しさを僕は利用します」と理由を語った。一方で「野村くんに与えるチャンスは15試合。この15試合で結果が出なかったら、2軍に落とします」と生き残りの条件も明かした。
松岡氏が「ちょっと待ってください! やめた方がいい。状況見てくださいよ!」と驚きの声を上げると、新庄監督はすかさず「出します。もうチームの順位がどうとか、負けが込んでるから(出場させない)とか関係ないです。彼がやってもらわないといけないんですよ。『こいつ天才だな』っていうバッターなんですよ。彼がファイターズを引っ張っていかないといけないんですよ。万波くん、清宮くん、野村くんは今後ね、ファイターズの中心としてやってもらわないといけない。それを作り上げるのが僕の仕事。だから彼にはちょっとプレッシャーをかけます」と語った。
大きな期待を寄せられる野村は「めちゃくちゃプレッシャーになりました。チャンスをまさかそういう形で頂けると思ってなかったので、より身が引き締まるというか…」と話した。つづけて「(新庄監督にDMで)『頑張ります』って送ると怒られるんですよ。絶対『愉しめ』って言われるので。極力本当に愉しみます」と意気込んだ。