【巨人】岸田行倫&山瀬慎之助が正捕手争いに挑む「本当に厳しい戦いになる」FAで甲斐拓也加入
巨人の岸田行倫(28)、山瀬慎之助(23)の捕手コンビが6日、宮崎キャンプ第2クール初日で熾烈(しれつ)な正捕手争いに挑む決意を語った。
練習の合間に、「GIANTS TV」のインタビューに対応。昨季チーム最多の72試合にスタメン出場し、12球団トップの盗塁阻止率4割7分5厘を記録した強肩岸田は「やっぱり打てないと試合に出られない」と昨季打率2割4分2厘、4本塁打の打撃を課題に挙げ、打てる捕手を目指す。
前日5日の休養日には、岡本、船迫、中日から新加入のマルティネスら96年世代の同級生で食事を楽しんだ。なかなか岡本とはご飯に行けていなかったというが「僕の猛アプローチが実った」と得意げに話し、宮崎入りしてからすでに2度食事をともにしてリフレッシュもできた。
プロ6年目でブレークした28歳は絶対的な正捕手定着に向けて「本当に厳しい戦いになると思いますが、自分の持っているものを全部出して頑張っていきたい」と、昨オフにソフトバンクからFA移籍した甲斐拓也捕手(32)らとのレギュラー争いに立ち向かう。
さらに若手捕手の山瀬も登場。毎オフに甲斐と自主トレを行っている23歳は、「シーズンも一緒に過ごせたらすごく勉強になると思う。そのために1軍定着できるように」と身近になった師匠の背中に食らいつく。今季からチームメートとなり、ライバルともなった。「勝っていかないといけない選手。今すぐにというのはまだあれかもしれないですけど、力をつけて追いつけ追い越せでやっていきたい」と目を光らせた。