【新潟】今季副主将の宮本英治「開幕まで日数がないので競争をしながら」キャンプ地高知へ出発
J1アルビレックス新潟が5日、3次キャンプ地の高知へ新潟空港から出発した。今季副主将を務める加入2年目のMF宮本英治(26)は「個人だけでなく、今まで以上にチーム全体の雰囲気に気にかけながらシーズンを戦いたい」と強い決意を示した。
宮崎での1、2次キャンプではコンディションアップを図りながら、樹森新監督の戦術理解度を深めた。攻撃はボール保持からのテンポアップ。守備ではボールを奪われた瞬間の切り替えや、敵陣で優位にゲームを進めるハイプレスハイラインが徹底されたと言う。「監督のやりたいことを理解できている面もあるが、監督からしたら『まだまだ』という部分もあると思う。迷わず、自分たちが勝つために必要なことをすり合わせていきたい」。
自身初のJ1舞台だった昨季は鳥栖との開幕戦でスタメンを勝ち取り、0-1の前半追加タイム3分にFW谷口の同点ゴールをアシスト。その後もボランチのファーストチョイスとして躍動した。さらなる進化を誓う新シーズン。新副主将は「開幕まで日数がないので(ポジション)競争をしながら、チームとして仕上げていきたい」と自覚たっぷりに話した。【小林忠】