イチロー氏がワコール語る「妻が20年毎日使っているが…」
マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)が、一般的な「心技体」の順番に異を唱えた。
5日、都内でワコールの「CW-X」新商品発表イベントに、マラソンの13年世界選手権モスクワ大会銅メダリスト福士加代子さん、劇作家の野田秀樹氏らと登場。健康の重要さを熱弁した。
現役引退後、51歳になってもなお、フリオ・ロドリゲス外野手ら現役選手とともに練習をこなしている。秘訣(ひけつ)について「元気なこと。それがないと何もできない。心技体ではなく、体が最初に来る。元気がないと。全ての人が目標とすることでは」と話した。
生涯現役の理想像を問われると「持っていないといけないのは好奇心」と話した。「外からの声が入らないほど集中する。好奇心を持って取り組むことに没頭する」と話した。
ワコールには風変わりな“クレーム”を入れた。「品質が良すぎる。妻が20年、毎日使っているが、まだ持っている。3年ぐらいでくたびれる商品を提案したい」と、買い替え需要につながる商品にした方がいいのでは話した。
司会は、元フジテレビの三田友梨佳アナウンサーが務めた。青いブラウスとロングスカートで登場。古巣への言及はなかった。