「CW-X」新商品発表会で福士加代子氏(右)から花束を受け取ったイチロー氏(撮影・江口和貴)

マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)が、子供らに対しての指導哲学を明かした。

5日、都内でワコールの「CW-X」新商品発表イベントに、マラソンの13年世界選手権モスクワ大会銅メダリスト福士加代子さんらと登場。野球教室などでは「僕は、今できる全力でやるようにしている」とプロのレベルを体感させることに主眼を置いているとした。

年に1度、女子高校野球選抜と東京ドームで対戦している。「手加減すればいいのに」という声も聞くという。だが「それでは相手のレベルが分からない」として、全力で対決するからこそ、年ごとのレベルアップを感じることができるとした。

イベントで花束を渡された際には「僕が365日身に付けているものは、何かを考えた。バットは365日じゃない。まずユンケル。カレーは違う。365じゃない。次にワコールさん。プレー中。寝る時。家でも下着を着用している。殿堂の通知式でもスーツで革靴。下に着ていた」と語った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 イチロー氏が指導哲学を明かす 女子高校野球選抜とガチンコ対決を貫く理由