視察に訪れた侍ジャパン井端監督(左)とあいさつするヤクルト村上

侍ジャパン井端弘和監督(49)が、ヤクルト村上宗隆内野手(25)と対面するため異例の2軍キャンプ視察を行った。

5日、宮崎・西都を訪れ村上とあいさつをかわした。右肘クリーニング手術の影響で、キャンプは2軍スタートとなり、3月の強化試合も招集を見送る方針。それでも直接、顔を合わせるために西都まで足を運んだ。

ウオーミングアップを終えた村上はダッシュで井端監督のもとへ向かい「(強化試合で)11月に呼んでもらえるように頑張ります。11月、またよろしくお願いします」と、侍への強い意欲を直接伝えた。このオフにメジャー挑戦をすでに表明。楽年3月のWBCは、移籍先が決まった直後で、シーズン開幕直前でのタイミングとなり、参加には所属球団との直接交渉となる。

井端監督は「ありがたいこと。本人の意思はあるということなので。アメリカの球団によってだと思うけど、1番は本人の意思。そこがあるというのはよかった。また日本のためにしっかりやってくれるといいなと思います」と、主軸候補に変わらぬ信頼を寄せた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【侍ジャパン】井端弘和監が異例2軍キャンプ視察 ヤクルト村上宗隆と対面、信頼を寄せる