山田久志氏「あれほど阪神のことを思う人はいない」吉田義男さん悼む

山田久志氏（19年2月撮影）

プロ野球阪神タイガースを、監督として球団史上初の日本一に導いた吉田義男（よしだ・よしお）さんが3日午前5時16分に兵庫・西宮市の病院で脳梗塞のため亡くなった。91歳だった。

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▽山田久志氏　ゴルフに一緒によく行ったが、いつも阪神の話ばかりしていた。とにかくタイガースが気になって仕方がない人だった。吉田さんから「監督の時にコーチで呼ぼうと思っていた」という話を聞いたことがあった。阪急にお願いしたと。私の耳には入っていないけどね。健啖家だし、足腰の良さにはビックリした。なんでこの人はこんなに元気なんだろうと思っていた。2年前の日本一はうれしかったと思う。あれほど阪神のことを思う人はいないだろう。いろいろなアドバイスや意見は貴重だっただろうから、そういう人がいなくなるのは、球団にとっても、残念なことだ。