囲み取材を受ける楽天宗山(撮影・鈴木みどり)

楽天ドラフト1位の宗山塁内野手(21)が4日、「独特の雰囲気」を醸し出して勝ち頭をうならせた。沖縄・金武キャンプ第1クール最終日。先輩野手陣とともにブルペンで打席に立った。昨季チームトップタイ11勝の藤井と対峙(たいじ)。「球の切れというか、やっぱりまた1つ上がってくるなと感じた。まだまだキャンプ序盤ですし、どんどんスピードが上がってくると思う。自分も早く慣れるようにしたい」と力を込めた。

宗山と向かい合った左腕は「立ち姿がめっちゃきれいで、甘く入ったら簡単に打ち返されそうだなと。独特な雰囲気を感じた」と証言。新人らしからぬ好打者のオーラを放った。

この日が第1クール最後の練習となった。宗山は「まずは4日間、体に不安なく練習できたので。そこが一番良かった」。1日のオフをはさみ5日から第2クールがスタート。レギュラー奪取へ引き続きアピールしていく。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】ドラ1宗山塁が「独特の雰囲気」で勝ち頭うならす「自分も早く慣れるようにしたい」