ブライトン戦でゴールを決めたギブスホワイト(ロイター)

<プレミアリーグ:ノッティンガム・フォレスト7-0ブライトン>◇31日◇第24節◇ノッティンガム

ブライトンMF三笘薫(27)はアウェーのノッティンガム・フォレスト戦に先発出場したが、見せ場を作れないまま前半だけでベンチに下がった。

チームも0-7というブライトンのプレミアリーグ史上最大の惨敗を喫している。

現地12時半開始の「ランチタイムキックオフ」となった一戦。今季3位と好調なフォレストの勢いを止められず、前半からブライトンは失点を重ねた。

前半12分、フォレストMFギブスホワイトの低く鋭いクロスボールをDFダンクがクリア仕切れずオウンゴール。前半25分にはCKからニアサイドに飛び込んだギブスホワイトにヘディングでゴールを決められた。

そして三笘がコンタクトレンズを交換するため、ピッチ外に出ていた前半32分、三笘の左サイドから崩され、ポンポイントのクロスボールからフォレストのエース、ウッドに完璧なヘディングシュートをたたき込まれた。

試合開始から30分ほどで3失点という惨状。プレミアリーグ史上最年少の31歳指揮官、ヒュルツェラー監督はたまらずハーフタイムに3枚替えを断行した。三笘はあえなくコートジボワール代表FWアディングラとの交代となった。

しかし後半19分、フォレストの縦に素早い攻撃を止められず、最後はゴール前のウッドに押し込まれて4失点目。この時点で一部サポーターは席を立ち、帰路に就いた。

後半24分にはファウルで与えたPKから、またもウッドにゴールを奪われた。191センチのパワフルなニュージーランド代表FWはハットトリック達成で今季17点目。スコアは0-5となった。

後半43分にはオライリーがFKから左足で鋭い弾道のカーブシュートを放ったが、フォレストの守護神セルスのファインセーブに阻まれる。その1分後にはゴール前に一気に持ち込まれ、混戦からDFネコ・ウィリアムズに蹴り込まれた。スコアは0-6となった。

まだ終わらない。自陣ゴール前での不安定なボール回しから、最後はGKフェルブルッヘンのキックは相手MFジョタ・シルバに渡り、そのままゴールを決められた。7失点という悪夢のような歴史的な惨敗。ブライトンはいいところなく、前節のエバートン戦(0-1)に続く連敗を喫している。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 三笘薫前半で交代、コンタクトレンズ交換中崩され失点…ブライトン、プレミア史上最大0-7惨敗