大谷翔平、左肩脱臼の瞬間「もう出られないと思った」ロバーツ監督「一瞬心臓が止まった」
NHKは1日、「メジャーリーガー大谷翔平2024特別編」を放送。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)やチームメートが、ワールドシリーズ(WS)での大谷翔平投手(30)の負傷シーンを振り返った。
大谷は10月26日(日本時間27日)のWS第2戦、7回に二盗を試みた際にスライディングで左肩を負傷。シリーズ終了後に脱臼の手術を受けた。
二塁ベース付近で立つことができない大谷のもとへ駆け寄ったロバーツ監督は「一瞬心臓が止まった。あれほど静まり返ったドジャースタジアムは始めただ。誰もが息をのんだ、僕を含めてね」と振り返った。
ムーキー・ベッツ外野手(32)は「みんなただ動揺していたと思う。どうしていいかわからなかった」と話し、フレディ・フリーマン内野手(35)は「立ち上がらないのを見て何か変だと気づいた。肩を痛めたのはわかったが、どれだけ深刻なのかはわからなかった」と緊迫した状況を説明した。
大谷は「やった瞬間はもう出られないかなっていう感じではありました。今振り返ってみると左肩が結構痛かったので、蓄積というか、痛んでいたところで、外れやすくなってたところで、外れやすい角度に入って外れたという感じ」と分析した。