【C大阪】ハットン&チアゴ新ブラジル人FWは開幕戦出場へ パパス新監督「プレーする機会ある」
セレッソ大阪は2日、宮崎での2次キャンプを打ち上げる。1月11日にタイで1次キャンプを開始し、約3週間。今季就任したオーストラリア人のアーサー・パパス監督(44)が1日、オンラインで取材に応じ、14日のガンバ大阪とのJ1開幕戦へ、チーム状況を説明した。主な一問一答は次の通り。
-いよいよキャンプを打ち上げる
パパス監督 アグレッシブなキャンプだった。練習を見ていても分かるが、選手はハードワークしていた。あとはクラブとして、自分たちのサッカーをどう実現していくか。
-新加入のブラジル人、ハットンとチアゴのFW2人の状態は
パパス監督 合流が(タイでの1次キャンプ途中に)遅れたのもあったので、ゆっくりなじんでいる状態。毎日よくなっている。開幕に向けて彼らも準備しており、プレーする機会はあると思う。
-ボランチの田中へ求めることは
パパス監督 個人にというよりは、1人1人に求めている。みんなが家族の一員になってほしい。オフ、オンで支え合う。ただ、言い合うことも必要。毎日向上できるようにしたい。
-昨年はレオ・セアラ(今季から鹿島)が21得点し、総得点43の半分近くを1人で稼いだ一方、その他の選手はほとんど得点できなかった(=チーム2番手は田中、ルーカス、ブエノの各3得点)
パパス監督 昨年のデータを見ると、1人の選手で50%ほど決めていた。私は1人の選手に頼って攻撃をするチームを目指してはいない。1人に頼って得点できなくなると、チームとすれば問題。全員、誰が点を取ってもおかしくないチームをつくる。どの位置の選手であっても、ボックス内に入って点を決めていい。サイドバック、ウイング、ボランチ。個人よりは、集団として闘えるチームを目指す。プレシーズンを通して、その向上はあったと実感している。
-監督のサッカー以外の楽しみは
パパス監督 そういう話を聞いてくれて、ありがとう(笑い)。近々、夫人や小さい息子が来日してくれる。家族とサッカー以外でも楽しめればと思う。