【阪神】選手リスペクトの藤川監督「指導者も選手のことを。そこが一番重要」/一問一答
さあ、球春到来だ! 阪神藤川球児監督(44)が1月31日、「リスペクト訓示」でナインの心に火を付けた。 指揮官として初めて臨む春季キャンプへ向けて沖縄入り。キャンプイン前日は、沖縄県内のホテルで異例の全選手、スタッフを集めてのミーティングを実施した。強調したワードは「リスペクト」と「メリハリ」。ナインを尊重しながら、リーグ王座奪還へオトナの集団を作り上げる。 藤川監督の一問一答は以下の通り。
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阪神藤川監督一問一答
-宜野座組、具志川組が全員集まってミーティング
「狙いは特にないんですけどね。就任してから1回もみんなでバシッと顔を合わせる機会がそんなに(ない)。納めの会とかそんな機会しかないんでね。ただただ、近いんだからいいじゃんみたいな」
-「リスペクト」というのは自分を大切にという意味もあるか
「お互いですよね。指導者のことをリスペクトするべきと思うのならば、指導者も選手のことをリスペクトしないといけない。それは当然のことなんだけど、もともと自分は強く思ってることで、そこが一番重要で。そうすると、応援してくれてるファンの方々にホントに素晴らしい選手たちを応援できてると思ってもらえる。そういった集団をみんなで作っていくと」
-もう1つ大人のチームに
「そこは彼らに任せながら。自分としてはチーム全体を見ながら、彼ら(主力)だけではなくて次の世代も見ていかないといけないキャンプになりますけどね。もちろん、勝つことが最大のテーマですけど、あまりそこだけにとらわれてしまうと、1つだけをする仕事ではないのでね。みんながスタメンで出られるような準備をしてもらいたいですね」
-キャンプインにあたって現役時代から続けていること
「ああ、キャンプイン…。ないですね。そんな大きなことですか? 僕はないですけどね」
-キャンプイン直前の気持ちは
「現役選手の方が体のこと気にしながらとか、本当に大変だと思います。僕は全然普通ですよ」