【DeNA】“奪首”へ三浦監督、毎年恒例も「例年と違う」26年ぶり日本一の熱気とともに沖縄入り
毎年恒例の沖縄入りも、気分はいつもとはちょっと違った。DeNA三浦大輔監督(51)はじめ、A班の宜野湾キャンプメンバーが1月31日、沖縄入りした。昨季の26年ぶり日本一の熱気は南国にも到来。空港やホテルで多くのファンが出迎え、歓迎セレモニーでは宜野湾市の佐喜真市長から熱い祝福と激励を受けた。
監督として5回目のキャンプインを迎える。指揮官は「空港もホテルでの歓迎セレモニーも、昨年よりもたくさんの方に出迎えていただきましたし、(例年と)違うなと感じました」と熱気を受け止めた。その上でチーム全体に向け「ポストシーズンはしんどい戦いを乗り越えたからこそ優勝にたどり着けたと思う。やっぱりリーグ優勝にはしんどいところを乗り越えていかないといけない。覚悟を持って取り組んでいかないといけない」と呼びかけた。長いペナントを生き抜くためにも、沖縄で準備する。
初陣を託す1人は決めている。3月28日の中日戦(横浜)に先発する開幕投手について「決まってますよ。いずれ言います」と明かした。2年連続2ケタ勝利を挙げている東の2年連続3度目の大役が濃厚。スタートダッシュで“奪首”する。
キャンプのテーマは「守備力の向上」と「判断力の向上」。三浦監督は「高いレベルでチーム内の競争が、キャンプで始まりますから。それを見ていきたい」と期待を込めた。昨季は果たせなかったリーグ優勝と日本一連覇への足場を固める。【小早川宗一郎】