【日本ハム】伊藤大海の“新兵器”「末端の感覚は大事」米国発、手足感覚研ぎ澄ますグッズ導入
いよいよ始まる春季キャンプに、日本ハム選手たちは独自の“新兵器”を持ち込んだ。伊藤大海投手(27)は、手のひらや足裏の感覚を研ぎすませるため、米国発のグッズの数々を導入。山本拓実投手(25)は特殊な電場を発生させる機器で、付属のマットを通して深い睡眠へといざなうヘルスケアマット。そして4年目右腕の達孝太投手(20)は、米国自主トレで出会ったストレッチ用ストラップを持ち込み、それぞれ効果的なトレーニングにつなげる。
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伊藤は手足の繊細な感覚を研ぎすませるため、コンディショニングツール「ナボソ」のグッズを複数持ち込んだ。多くの突起が付いたボールや靴下、マッサージ用のスティックなどは、すべて米国で開発された器具。「末端の感覚は大事だと思って。今のうちからやっておくのとやっておかないのとでは、違ってくると思う」。先発指名されている、4月1日の本拠地開幕ソフトバンク戦(エスコンフィールド)に備える。
キャンプイン前日のこの日は、グラウンドに出てキャッチボールやウオーキングなどで体をほぐした。「ワクワクしている。みんなに会えるのもすごく楽しみ。まずはケガをしないように。僕の立場も変わっていくと思うので、しっかり周りも見ながらやっていけたら」。手足だけでなく、視野もすみずみまで広げ、チーム力アップに貢献する。【永野高輔】